間違いだらけの貧血治療 (2)


  玄米食は貧血を促す

何をする場合でも、明確な目的意識を持つことは大切です。でも、もっと大切な

のは正しい手段を選ぶことです。はっきりした目的と、それを達成する意志の強

さを持っていたとしても、手段が間違っていたのでは話になりません。


自然食志向の多くの人は、そこで間違いを犯している「健康になりたい」「長

生きをした」という目的は誰よりも明確に持っているし、意志も強いのですが、

見当違いの手段をえらんでいるために、目的とは逆の結果になってしまっている

ことが多いのです。


健康維持の手段として不適当な食品はいろいろあります。たとえば、玄米食が

そうなのです、この食品の信望者にはきわめて意志の強い人が多いように見受け

られます。

「玄米がいい」と決めると、徹底してそれしか食べようとしない。しかし、その

意志の強さが、健康にとっては裏目にでてしまうのです。


徹底した玄米・菜食主義の人物で、旅先にもかならず玄米を持参する、宿泊す

るホテルのレストランにまで自分の玄米を持ち込んで、それを特別に調理しても

らう。

それぐらい健康に配慮した生活を送っていた人がいた。ところが彼は、30代の

若さでガンに冒され亡くなってしまった。

それだけで玄米とガンに因果関係があると決め付けるつもりはありませんが、少

なくとも彼が選んだ手段は健康維持という目的を達するのに役立たなかったので

す。


またこんな話があります。ある病院に、生まれたばかりの赤ん坊が急患として

担ぎ込まれた、調べてみるとひどい貧血だった。母親に聞いてみると、彼女は妊

娠中、赤ん坊のためによかれと思って玄米ばかり食べていたという。

その一生懸命な姿はけなげでさえある。だが、これも結果的には裏目に出てしま

った。

ではなぜ体にいいと思って食べた玄米が、目的に反する悲惨な結果をもたらして

しまったのか、一般的には、玄米にはガンを予防する効果があると言われていま

す。だからこそ、信望者があとを絶たないわけなのですが。


玄米がガンを予防すると言われているのは、そこに含まれているフィチン酸と

いう物質が、重金属をはじめとする発ガン物質を吸着して対外に排泄させる働き

をするからなのです。

そのフィチン酸の働きはたしかにあります。

しかし、フィチン酸が捕まえるのは発ガン物質だけではないのです。

重金属も吸着しますが、鉄、亜鉛、銅といった必須ミネラルも捕まえて排泄させ

てしまうのです。

玄米信望者の母親が貧血症の赤ん坊を産んだのも、それが原因だったのです。

胎児には、母親から必要な栄養素が送り込まれる。

この母親はフィチン酸の摂りすぎで母体に鉄分が不足し、同時に、おなかの赤ん

坊にも十分な鉄分が供給されなかったのです。


そもそも、あえてフィチン酸を摂取しなくても、体は重金属を体内から除去す

るようにできています。

メタロチオネインと呼ばれているたんぱく質で重金属をつかまえて解毒し、尿と

一緒に排出するのです。

せっかく体は合目的的にできているのですから、人間はその働きを邪魔しないよ

うな食生活を心がけていればいいのです。

わざわざ人間自身が反目的的な手段を選んでいたのでは、元も子もないのです。


posted by ジョージ at 00:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 貧血

間違いだらけの貧血治療 (1)


昔ほど多くはないようですが、今でも貧血で苦しんでいる女性は少なくない。

とくに、過剰なダイエットが原因になっていることが多いようです。

そして、医者の対応は昔から少しも変わっていない。

「貧血は鉄分の不足が原因」というマニュアルにしたがって、鉄剤を出すだけで

す。しかし、鉄分を補給しただけで貧血がよくなることはありません。

そんなことは、少し栄養学の勉強をすれば分かることなんですが、医療のマニュ

アルには一行も書いていないのが現状です。


貧血とは、赤血球の中にあるヘモグロビン(血色素)の量が不足している状態

のことをいいます。

ヘモグロビンは酸素を運ぶ役割を持っているので、これが足りなくなると組織の

末端で酸欠状態が起こり、そのため顔色が悪くなったり、立ちくらみを起こした

りするのです。

当然、どうやってヘモグロビンを増やすかが貧血対策のポイントになります。そ

こで何を考えればいいのか、足りないものを増やすには、それを作るための材料

を仕入れればいいのです。


ヘモグロビンの材料は、グロビンというたんぱく質とヘム鉄という鉄分です。

医者の対応が間違っているのは、二つの材料のうち鉄分のほうにしか目を向けて

いないところにあります。

鉄分だけを与えても、ヘモグロビンは増えません、ここでも必要なのは、まずた

んぱく質なのです。


それ以外のも、摂るべき栄養素はたくさんあります。ヘモグロビンが出来上が

るまでには、ビタミンB6とB12、葉酸、ビタミンC、銅、ニコチン酸などが求めら

れます。

たしかに鉄分も必要な成分のひとつです、しかし、医者が出す鉄剤には、たんぱ

く質のビタミン類も銅も何も入っていないのです。


何度も書くようですが、人間には一日に体重の1000分の一の良質たんぱく

質が必要です。それだけのたんぱく質を確保するのは、普通の食事をしていても

容易ではありません。ダイエットで食事を減らせば、ますますたんぱく質は不足

してしまいます。

posted by ジョージ at 03:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 貧血

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