「動物性脂肪は体に悪い」のうそ (4)


あなたの健康常識は危険がいっぱい


 目次

  第一回

  1.ある医者の誤り

  第二回

  2.豚肉や牛肉の脂肪やオリーブオイルは望ましいし脂質
 
 第三回

  3.常識の逆ー肉を食べない人は脳卒中になりやすい。
  4. 動物性脂肪には脳卒中を防ぐ効果がある
  
  第4回

  5.動物性脂肪より植物油のほうが問題



 本文

第4回

5.動物性脂肪より植物油のほうが問題

 では、脳卒中と動物性脂肪のあいだにはどんな因果関係があるのか。

脳卒中には、細い動脈が血栓で詰まる脳梗塞と、血管が破裂する脳出血の二種類があ

る。

脳出血のほうは、血管作りの材料となるタンパク質の不足が原因である。

血管が脆くなっているために、血圧が高くなったときに弾力を失った動脈が破れてしまうわけ

である。

一方、脳梗塞のほうは血液の粘り具合が問題となる。

粘りが強くなりすぎると、血栓ができるようになる。

ここで、先ほど説明した「不飽和脂肪酸」と「飽和脂肪酸」の違いが出てくる。

魚油やコーン油等の植物の油に含まれているリノール酸などは不飽和脂肪酸で、きわめて

酸化しやすい。

そのため、摂りすぎるとそれが過酸化脂質になり、血液に粘りを与えてしまうことになる。

それに対して、動物性脂肪は飽和脂肪酸だから酸化しにくい、だから、動物性脂肪を多く

摂ったほうが脳卒中になりにくいのである。


にもかかわらず、これまで日本人は動物性脂肪を「減らせ減らせ」と言われ続けてきた。

なるべく植物油を使い、ステーキを食べるときにも脂身は残す。

脳卒中のリスクを高める結果になるとは知らずに、それが「健康のためになる」と信じこまれ

てきたのである。


医者や栄養士が「動物性脂肪を減らしなさい」と言い続けてきたのは、アメリカの真似をし

てきたせいでもある。

たしかに、アメリカでは以前から動物性脂肪の摂りすぎが問題視されていた。

そこで、一日の摂取量を90グラムに引き下げることを目標にして「減らせ減らせ」と、今も

言っている。

それでも、アメリカ人は平均で140グラムの動物性脂肪を摂取しているそうだ。

日本でもそれと同じことをやってきたわけだが、日本人の動物性脂肪の摂取量は平均で5

8グラムである。

アメリカ人の目標が90グラムなのだから、真似をするならば逆に「増やせ、増やせ」と言わ

なければいけない。

ところが日本では、両国の実情を比較しようともせず、ただ動物性脂肪を減らすことだけを

真似てきた。

まさに、愚の骨頂と言わざるをえない。

そんな指導を真に受けたおかげで脳卒中になってしまったのでは、まったく浮かばれないで

はないか。


この本は平成9年に出版されたものですので文中のデータなどはその当時のものです、その

点を加味してお読み下さい。

posted by ジョージ at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 動物性脂肪

「動物性脂肪は体に悪い」のうそ (3)


あなたの健康常識は危険がいっぱい


 目次

  第一回

  1.ある医者の誤り

  第二回

  2.豚肉や牛肉の脂肪やオリーブオイルは望ましいし脂質
 
  第三回

  3.常識の逆ー肉を食べない人は脳卒中になりやすい。
  4. 動物性脂肪には脳卒中を防ぐ効果がある
  
  第4回

  5.動物性脂肪より植物油のほうが問題



 本文

  3.常識の逆ー肉を食べない人は脳卒中になりやすい。

 これまで、動物性脂肪はコレステロールを増やし、脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化などの原因になると

思われてきた。

これが真実なら、豚肉や牛肉は平均寿命を縮める最大の要因になる。

日本人のうち、心筋梗塞は二位、脳卒中は三位になっているからである(一位はガン)。

ただし、この順位は逆に考えたほうがいい。

死亡診断書には医者が安易に「心不全」と記入することが多い。

遺伝性の病名とか難病であることを遺族が隠したがるためでもあるが、そのため、実質的には心筋

梗塞より脳卒中のほうが多いと言われている。

つまり、脳卒中が減少すれば、ますます日本人の平均寿命は延びることになるわけである。

ところが1970年代以降のデータを見ると、日本では脳卒中が減少していることがわかる。

いまでも相対的には多いが、昔と比較するとはるかに少なくなっている。

そして脳卒中が減りはじめた時期は、日本人の食生活が欧米化して、牛乳、バター、肉類などの消

費量が増える時期と一致している。



  4. 動物性脂肪には脳卒中を防ぐ効果がある

その現実を踏まえて考えれば、むしろ動物性脂肪には脳卒中を防ぐ効果があるのではないかという

仮説を立てることができる。

だとすれば、日本人に脳卒中が多いのは、まだまだ動物性脂肪の摂取が不足しているからだという

ことになる。

実はこの仮説が正しいことは、ハワイの日系人8000人を対象にした研究によって明らかになった。

ハワイの日系二世や三世は、遺伝的には日本人と共通点が多い。

だが、食生活はアメリカナイズされている。

そこで、日本で成人病が増えたのは欧米の食生活が普及したためだ、という説の真偽を検証するた

めに、彼らの食生活と病気の関係を調査したわけである。

この調査の結果、動物性脂肪の摂取量が少ないほど脳卒中になる危険性が高いことがわかった。

従来の「常識」とは、まったく逆の結果が出たのである。


posted by ジョージ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(1) | 動物性脂肪

「動物性脂肪は体に悪い」のうそ(2)


今回も三石巌教授の本から抜粋します。
今回もちょっと過激になるかも知れませんが、そのまま記載させていただきます。


あなたの健康常識は危険がいっぱい”という題がついていました。

 目次

  第一回

  1.ある医者の誤り

  第二回

  2.豚肉や牛肉の脂肪やオリーブオイルは望ましいし脂質
 
  第三回

  3.常識の逆ー肉を食べない人は脳卒中になりやすい。
  4. 動物性脂肪には脳卒中を防ぐ効果がある
  
  第4回

  5.動物性脂肪より植物油のほうが問題



 
   本文

第二回

  2.豚肉や牛肉の脂肪やオリーブオイルは望ましいし脂質

活性酸素を撃退するためには、できるだけ酸化しにくい脂肪を摂取する必要がある。

そういう意味で、豚肉や牛肉の脂肪やオリーブオイルは望ましいし脂質なのである。

また、豚肉には飽和脂肪酸の他に、オレイン酸という不飽和脂肪酸がある。

これはオリーブオイルに多いことから、この名がつけられた。

オレイン酸は血中コレステロールの「悪玉」を減らし、「善玉」はそのままにしておくという素晴らしい働きをする。

そんな「体にいい脂肪」をわざわざ溶かして食べていたら、寿命が縮まることこそあれ、けっして長寿などならない。


たしかに、沖縄の人が長寿なのは、豚肉を食べることと関係がある。

だが、それは脂肪を抜いて食べるからではない。

逆に、豚肉をたくさん食べることによってよい脂肪を摂っているから、長寿でいられるのである。

だいたい、豚肉の脂肪を抜いたほうが長生きするのであれば、豚肉そのものをあまり食べない(つまり豚肉の脂肪をあまり摂らない)地域のほうが長寿になるはずではないか。

こんなバカげた勘違いをするのは、「沖縄の人は豚肉をよく食べる」という事実と、「動物性の脂肪は体に悪い」という誤った先入観を、無理やりくっつけて整合性を持たせようとするからである。

豚肉が長寿をもたらしているという事実があるのなら、動物性脂肪に対する先入観をこそ、まず疑ってみるべきなのである。


posted by ジョージ at 00:07 | 動物性脂肪

「動物性脂肪は体に悪い」のうそ(1)

今回も三石巌教授の本から抜粋します。
今回もちょっと過激になるかも知れませんが、そのまま記載させていただきます。

“あなたの健康常識は危険がいっぱい”という題がついていました。


 
   目次

 第一回

  1.ある医者の誤り

 第二回

  2.豚肉や牛肉の脂肪やオリーブオイルは望ましいし脂質
 
 第三回

  3.常識の逆ー肉を食べない人は脳卒中になりやすい。
  4. 動物性脂肪には脳卒中を防ぐ効果がある
  
 第4回

  5.動物性脂肪より植物油のほうが問題

    本文

第一回

  1.ある医者の誤り  

健康問題を採り上げたテレビ番組で医者がはなしているのを聞いていると、「ちょっと待てよ」と首をかしげたくなることが多い。

先日も、ある医者がしたり顔でこんな話をしていた。
「霜降りの牛肉が美味しいのは、脂身が不飽和脂肪酸だからではないでしょうか」と言うのだ。

これは明らかに、飽和脂肪酸の誤り。
不飽和脂肪酸というのは液状だから、霜降り脂のように固まることはない。
その医者は「私の専門外の話ですが・・・・・」などと前置きしていたが、曲がりなりにも医者がテレビで話していれば、たいがいの人は信じてしまう。
まったく困ったものである。

それだけなら、まだ笑って済ませられる。
しかし、この医者の誤りはこれだけでは終わらなかった。
沖縄の食生活に話しが及んだときのことである。
沖縄は、世界一の平均寿命を誇る日本の中でも、もっとも寿命の長い地域である。
その寿命の理由を、彼はこんなふうに説明した。
「沖縄の人たちは、豚肉をよく煮てから食べる。
これは、肉から脂肪を抜くためだ。体に悪い脂肪を溶かしてから食べているので、沖縄の人は脳卒中になりにくい・・・・」

 これは、困ったなものだなどと苦笑して済ませられる話ではない。
見当違いもここまでくると犯罪である。
昔から、「並みのバカなら怖くはないが、なまじ学問のあるバカほど怖いものはない」と言われるが、近年の医者にはこの類の人種が増えたのは、まことに困りものである。
(すみません、私が言ったのではありませんから悪しからず)
posted by ジョージ at 00:06 | TrackBack(0) | 動物性脂肪

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